Over100~豊富な人生経験を生かして~|老人ホーム・デイサービス「はなことば」プラウドライフ株式会社

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はなことば新横浜のブログ

Over100~豊富な人生経験を生かして~

皆様、こんにちは。リハビリ、アクティビティ担当の柴田です。

今回は、二人の「先生」をご紹介いたします。

お一方は手先が大変器用で、様々な種類の細かいクラフト作りや、お部屋のちょっとした空間に彩りを添えることに長けた女性。

もうお一方は、終戦直後からシベリア方面を転々とされ、無事に帰還した経験を持たれる男性。

このお二人の「先生」。実は、100歳を超えていらっしゃる当ホームにお住いのお客様です!

それぞれ、当ホームのアクティビティ、『小さなキューピーさんの簡単な洋服作り』『戦争体験を語る会』の先生として、プログラムをリードしていただきました。

『小さなキューピーさんの簡単な洋服作り』

最初は「私なんかが教えるなんて…」とおっしゃっていましたが、ご参加者が集まり、いざ作り出すと、魚の水を得たるが如し!慣れた手つきで、見事に可愛らしい洋服を作ってくださいました。

傍らで、その様子を見ていらした皆様は、「先生」にあれこれと教えを請いながら、洋服作りを楽しまれました。会話が弾み、和気あいあいとした雰囲気の中で、皆様それぞれに可愛いキューピー人形を作り上げ、満足気な表情を浮かべていらっしゃいました。

『戦争体験を語る会』

こちらは時代の流れの中で、否応なしに得た、とてもデリケートな経験です。

これまで、こちらの「先生」と日々関わる中で、現代の私たちには想像もつかない、戦時中のエピソードの数々を拝聴するうち、ほかのお客様の中にも戦争をご経験され、口には出さないまでも何らかの想いを心に秘めて、生きてこられた方もいらっしゃるに違いないと感じはじめました。

そこで、同じ世代の経験を聞いたり語ったりすることは、その時代を生きてこられたお互いの人生の尊重にもつながるのではないかと考え、思い切って、今回の「先生」にご相談したところ、意図を汲んでくださり、会の発足にいたりました。

最初は「先生」に語っていただく形で始めましたが、終盤はご参加者の皆様が、それぞれの思い出を語りだし、私たちは、ただ、その重みに絶句しつつ、静かに聴き入るばかりとなりました。

歳を重ね、同じ時代を生きた人々が少なくなることで生まれる、ある種の孤独感 —。

しかし、本会に参加され、互いの胸の内を語り合うことで、つかの間でも「“独り”ではないという温かさを感じた」とのご感想をいただけたのは、引き受けてくださった偉大なる「先生」のおかげであると、深く感謝しています。

両「先生」のお力添えで、成功裏に終わった今回のプログラム。

今後も、様々な方々がお住いの当ホームにおいて、お客様同士の「共通項」や「共鳴項」を見出し、皆様にご満足いただけるプログラムを展開していこうと、決意を新たにしたところです。