はなことば南には、お琴を演奏できるケアスタッフがいます。

先日、桃の節句にちなみ、このスタッフによる演奏会が開催されました。

美しい着物を身にまとい、髪を結って登場した姿は、普段の仕事中とはまるで別人のよう。

ご入居者もその姿に驚かれ、「どこかの先生？」と尋ねる方もいらしたほどでした。

演奏が始まると、会場には優雅な音色が響き渡りました。

琴の弦を弾く音は、まるで春の風がそよぐように柔らかく、心に染み入るようでした。

会場に集まった多くのお客さまは、その美しい調べに身を委ね、ゆったりと聴き入っていらっしゃいました。

このような特技を持つスタッフは、当ホームが誇るの宝もののひとつ。

こうした才能が、皆さまに笑顔と感動を届ける大切な存在であることを、改めて感じました。